６歳馬ヨーホーレイクは1枠1番に入った。前走金鯱賞は、屈腱炎で約2年ぶりの休養明けだったものの、プログノーシス、ドゥレッツァに続く3着。「脚元は全く問題ない」とジャッジした友道師は「中間の稽古もしっかり動けています」と期待を寄せており、4歳春の日経新春杯以来となる重賞2勝目を目指す。

　8枠16番ヤマニンサルバムは２走前の中日新聞杯で重賞初V。ただ３か月ぶりの実戦となった前走の金鯱賞では１０キロの馬体重増に加え、力みも見られて１０着に凡走した。仕切り直しの一戦に臨む。当レース連覇を狙う古豪カラテは5枠9番から。重賞３勝の実績馬だが、近走は集中力に課題が残る。その点を意識した調教が実を結ぶか。

　中の人注目は8枠15番に入ったレーベンスティール。2走前のセントライト記念を制して重賞初制覇を飾ると、前走はGⅠ香港ヴァーズに果敢に挑戦。8着に敗れたが経験を積んだ。国内復帰戦はこの舞台を選択。更なる高みへ、今季初戦に挑む。