ミファヴォリート オープンでももっとやれていい

2024年9月13日 12:36

◎丸山元気騎手のコメント
今週は3日間で合わせて15鞍に騎乗します。

マーレリアン(土曜2R)はワンペースなので、ダートは良いと思います。どう変わるかです。

ヨドノエース(日曜1R)の前走はまだ体の使い方がわかっていない感じでした。真っ直ぐ走ればもう少しやれていいので、2戦目で上積みがあれば楽しみですね。

ピエナフェーヴル(日曜2R)は前回と比べて大きくは変わりませんが、状態や動きは悪くはありません。ただ、気性が難しいのでその辺がどうかですね。スタートが決まればもっとやれていいと思います。

ミファヴォリート(日曜11R)も調教に乗りましたが、悪くないですよ。道中抱えるところがあれば、オープンでももっとやれていい馬です。

ガーンディーヴァ(月曜4R)は展開次第ではもう少しやれても良さそうです。

ベストシーン(月曜5R)は素質はありそうですが、右に行く面があるので、その辺がどうかですね。

マウンテンエース(月曜8R)は状態は悪くはありません。ダートに戻るので変わってほしいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rマーレリアン ☆☆
 前走は後方から脚を使い5着だったが、芝の瞬発力勝負では分が悪い印象。調教の動きは上々で、ダートで変わる可能性も。血統からダート替り歓迎のバレアリックシー、前走2着惜敗のニューファウンド、調教の動きが目立つヴィーデが上位候補か。

8Rサイモンポーリア ☆
 前走は早めに動いて渋太く粘り4着と見せ場十分。ただ、今回は牡馬混合戦でもあり、展開の助けがないと上位争いまでは…。末脚堅実なネオシルバー、好仕上がりのベルフィーヌ、ダートでは大崩れが少ないタイセイアディクトが上位候補か。

9Rマコトヴィクラント ☆
 2勝クラスでは、7戦して6着が最高着順。ダート長距離は合うが、恵まれないと上位争いまでは…。息の長い末脚を使えるトクシースタローン、未勝利勝ちが楽勝だったメイプルタピット、調教の動きがいいサトノトルネードが上位候補か。

10Rコスモディナー ☆☆
 前走は6着だったが、勝ち馬とは僅か0秒2差。使いつつ復調してきている印象で、展開ひとつで上位食い込みも。中山替わりは好材料のポルカリズム、叩いた上積み十分のウインレイアー、復調気配のロムネヤが上位候補か。

日曜日
1Rヨドノエース ☆☆
 新馬戦では外を回りながらも渋太く脚を使い4着。叩いた上積みが見込め、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込み可能。2戦連続で2着のカウンターセブン、前走の末脚が目立っていたサノノワンダー、距離延長は歓迎のジョイナーテソーロが上位候補か。

2Rピエナフェーヴル ☆☆☆
 前走はスタートが一息だったが、後方から長くいい脚を使い4着。休み明けになるが動きは上々。発馬五分なら上位争い可能。前走惜しい3着だったレイラインシチー、使いつつ力を付けているヤコブセン、末脚堅実なマイネルボスが強敵か。

3Rカイトヴィント ☆
 ここまで2戦しているが、ともに二桁着順。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。ダートでもうひと押しを狙うレッドソニード、前走は躓く不利があったリネンフラッシュ、長くいい脚を使うキミオモウハナが上位候補か。

4Rフライエフェクト ☆☆
 目立った時計は出ていないが、仕上りは早く芝向きの素軽い走り。初戦から差のない競馬ができそう。バランスのいい好馬体のガンハンマー、水準以上の動きを見せているトシッキー、一追い毎に動きが良くなってきたフウセツが上位候補か。

11Rミファヴォリート ☆☆
 着実に力を付け、昇級初戦の前走でも5着と健闘。先行力は魅力で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。好仕上がりのアウトレンジ、末脚堅実なザイツィンガー、中山は相性が良いブレイクフォースが上位候補か。

12Rグローリアスカペラ ☆
 近走が大敗続きで、成績が上がってこない現状。今回も上位争いまでは…。先行力があるカリーシ、好仕上がりのゴールドスター、いい決め手を持っているエールトゥヘヴンが上位候補か。

月曜日
4Rガーンディーヴァ ☆
 2戦してともに6着と、もうワンパンチ欲しい印象。メンバーが揃った印象もあり、展開の助けがないと上位争いまでは…。前走は脚を余したカラマティアノス、前走の末脚が目立っていたカゼノタカトシ、渋太さがあるニシノイストワールが上位候補か。

5Rベストシーン ☆☆
 GⅠ馬ドルチェモアの半弟。まだ若さのある走りだが、乗り込み量は十分。素質の高さで初戦から差のない競馬ができても。中身の濃い調教を消化しているレーヴブリリアント、乗り込み十分のイミグラントソング、水準以上の時計をマークしているホウオウユニバースが上位候補か。

8Rマウンテンエース ☆☆
 前走は12着だったが芝で参考外。過去に現級で好走歴が多数あり、ダートに戻れば上位食い込み可能。長距離は合うサングラデーション、好仕上がりのニューバラード、マイペースなら渋太いグロバーテソーロが上位候補か。

9Rグラシアス ☆
 2走前は4着と健闘したが、もう少し地力強化が必要な印象。休み明けでもあり、上位争いまでは…。底らしい底を見せていないテリフィックプラン、クラス2戦目のコトホドサヨウニ、末脚堅実なトーセンクライストが上位候補か。

10Rオラヴェリタス ☆
 過去に現級でも好走歴はあるが、近走が大敗続き。展開の助けがないと…。力を付けているコスモブッドレア、クラス2戦目のヴァイルマティ、前走は厳しい展開だったメルトユアハートが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム