スプリンターズSの枠順が確定!

2024年9月27日 09:20

 G1昇格後、史上4頭目の連覇に挑むママコチャは3枠6番に入った。昨年は極限の勝負強さを見せつけ鼻差V。春の高松宮記念は道悪に泣き8着敗戦も、秋初戦のセントウルSは濃い内容で2着に入り、底力を示した。「力を出し切りさえすれば」と連覇を視界に入れる川田。陣営も「年齢的にも馬は完成されている」と期待を寄せる。

 サマースプリント王者サトノレーヴは6枠12番から4連勝でのGⅠ戴冠に挑む。この夏は函館SS、キーンランドCで重賞連勝と北の大地で躍動してきた。芝6Fは7戦6勝、2着1回と底を見せておらず中山芝1200mは2戦2勝の得意舞台だ。

 1枠2番に入ったトウシンマカオは前走セントウルSで鬼門だった左回りを克服、重賞4勝目を手にした。今回も前走時の状態を維持しており、悲願のG1制覇へ機は熟した。昨年2着マッドクールは4枠7番から。春の高松宮記念ではリベンジを果たしGⅠ馬の仲間入り。「春秋制覇をできるのはこの馬だけ」と鞍上坂井の言葉は力強い。

 中の人は7枠14番に入ったビクターザウィナーに注目する。不慣れな左回りの中、春の高松宮記念では3着に入るなど、さすがは香港のスプリントGⅠ馬。鞍上モレイラのエスコートに期待したい。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム