◎丸山元気騎手のコメント

今週は土曜京都、日曜新潟で合わせて９鞍に騎乗します。

モリノドリーム（土曜11Ｒ）は力はありますが、開幕週で外枠ですからね。その辺がどう影響するかですね。

ガーンディーヴァ（日曜２Ｒ）はいつも悪くない競馬はしてますけどね。ただ、1800メートルは少し長いので、今回も上手く立ち回ってどこまでやれるかですね。

サイモンポーリア（日曜３Ｒ）は状態は悪くはないですけど、展開の助けが欲しいところです。

フェブランシェ（日曜11Ｒ）は昇級でやってみないとわからないところはありますが、休み明けでも動きや状態は悪くないですよ。牝馬同士ですし、いい競馬をしてほしいですね。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
６Ｒダディーズアイル　☆☆
　前走は18着だったが、実績の乏しい芝で参考外。未勝利勝ちした京都ダート1400メートルに戻れば、ガラリ一変が期待できそう。３戦連続で２着のアドマイヤジェイ、長くいい脚を使うブーヤカ、前走は出遅れが響いたトウカイエルデが上位候補か。

10Ｒウラカワノキセキ　☆☆
　近走は一息だが、過去に現級で２着３回。休み明けの方が力を発揮できるタイプで、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。ダートでは底らしい底を見せていないスターターン、近走の末脚が目立つミレヴィーナス、前走２着惜敗のエコロガイアが上位候補か。

11Ｒモリノドリーム　☆☆☆
　前走は重賞でも４着と好走し、２走前にはオープン特別勝ちなど、スピードは上位の存在。開幕週の京都で外枠は厳しい条件だが、自在性があり展開ひとつで上位争いは十分可能。軽い京都の芝は合うビッグシーザー、先行力があるペアポルックス、前走は不利が応えたキタノエクスプレスが強敵か。

日曜日
２Ｒガーンディーヴァ　☆☆
　３戦全て６着だが、大崩れなく器用に立ち回れる点は評価できる。やや低調なメンバー構成だけに、展開の助けがあれば上位食い込みがあっても。２戦連続で２着のマイネルゼウス、末脚堅実なバダジェフスカ、平坦の新潟でもう一押しを狙うヴォルヴァが上位候補か。

３Ｒサイモンポーリア　☆☆
　もうワンパンチ欲しいが、だいぶ先行力が戻ってきた印象。新潟は比較的相性のいいコース。やや低調なメンバー構成でもあり上位食い込みがあっても。前走楽勝だったルージュアベリア、減量騎手起用で粘りが増しそうなハイウェイスター、末脚堅実なフイノマジワリが上位候補か。

５Ｒドリームパンジャ　☆
　乗り込み量は十分だが、もう少し鋭さがほしい印象。使いつつ良くなってからか。水準以上の時計をマークしているアルマヴィーナス、乗り込み十分のロッカバイベイビー、本数は少ないが軽快な動きを見せているソングコレクターが上位候補か。

９Ｒフォーグッド　☆☆
　気性的なものか詰めの甘さは残るが、現級での好走歴は多数。未勝利勝ちしている新潟替わりは好材料で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。昇級初戦の前走でいきなりメドを立てたアラナコア、末脚堅実なイゾレエオリア、自己条件に戻るサルヴェージワークが上位候補か。

11Ｒフェブランシェ　☆☆☆
　良血馬で元々評判になっていたが、前走好位から楽に抜け出し完勝と軌道に乗ってきた印象。休み明けになるが乗り込み量も十分で、昇級でも上位争い可能。２連勝中のサトノアイオライト、立て直し好仕上がりのフレンチギフト、前走は展開が向かなかったピースオブザライフが強敵か。

12Ｒノビル　☆☆
　前走は外々を回るロスがあり12着。クラス２戦目、立ち回りひとつで前進は可能。復調気配のマイネルフォーコン、差す競馬が板に付いてきたドゥータップ、平坦の新潟でもう一押しを狙うサベージラヴが上位候補か。

＜山崎啓介＞
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。