秋華賞の枠順が確定!

2024年10月11日 09:40

 2冠牝馬の称号を狙う2頭が一騎打ち。桜花賞馬ステレンボッシュは8枠14番に入った。前走オークスはラスト150メートル付近で先頭に立ったもののゴール前で差され、半馬身差の2着。それでも右後肢の落鉄などをふまえると負けて強しの内容だった。管理する国枝師は秋華賞歴代最多の3勝。牝馬3冠を達成した10年アパパネ、18年アーモンドアイと比べて「完成度を比較しても高いレベル」と同馬の素質を高く評価している。

 そのステレンボッシュをオークスで差し切ったチェルヴィニアは3枠5番から。長距離輸送が鍵になるが【3・1・0・0】と手が合う名手ルメールとのコンビは心強い。こちらも数々の名馬を育ててきた木村師が「見ててホレボレする馬」と絶賛。こちらも2冠牝馬の素質は十分だ。

 GⅠ馬2頭に待ったをかけるのはローズSを完勝で制したクイーンズウォーク。2枠3番に入った。1週前追いは川田を背にCWコースで6F83秒3~1F11秒2。鞍上は「正直良くなかったです」としたが、そこから陣営が丁寧に修正。松岡助手は「凄くいい雰囲気」「もう一段階、良くなっている」と上昇を示唆している。

 中の人注目クリスマスパレードは7枠13番に入った。前走・紫苑Sは道中2番手から早め先頭で押し切りレコードV。後方待機組がけん制し合えば、この馬の押し切りVの場面も十分に考えられる。

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