天皇賞・秋の枠順が確定!

2024年10月24日 14:25

 好メンバーがそろった第170回天皇賞・秋。GⅠ4勝目を狙うドウデュースは4枠7番に入った。不完全燃焼のドバイターフ、馬場に泣いた宝塚記念と春はタイトルを積み上げられなかったが、底力は現役屈指。年内で引退を迎えるが「もう一度この馬でG1を勝ちたい思いは強い」と武豊。休み明けでもここは譲れないタイトルだろう。

 3月のドバイSC3着以来の一戦となる昨年の3冠牝馬リバティアイランドは7枠12番に入った。中間の攻めは素晴らしく、最終追いでも珠玉の動き。中内田師は「一つ、二つ成長していると感じています」と手ごたえを口にする。東京ではオークスを圧勝、ジャパンCでイクイノックスの2着。ここも好勝負必至だ。

 1枠1番ベラジオオペラも強力なV候補。今春は大阪杯V、宝塚記念3着と着実に力を付けている。ただ上村師は残暑による調整の難しさを吐露。「いい頃に比べると覇気が足りない」と話しておりパドックでの見極めは必須だ。昨年2着ジャスティンパレスは6枠11番から。昨年の天皇賞・春以来勝利がないものの、新コンビ坂井のエスコートに期待が懸かる。

 中の人注目は重賞2連勝中と勢いのあるレーベンスティール。8枠14番に入った。強豪ひしめく中、挑戦者の立場ながらもポテンシャルは十分。そしてGⅠ連勝中の鞍上ルメールが何より頼もしい。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム