酷量59キロを背負ったシリウスSで2着、オメガギネスは5枠8番から重賞獲りに再挑戦する。今年のフェブラリーSでは1番人気に支持されるなどポテンシャルは絶大。ただ重賞では2着3回とあと一歩届いていない。舞台は２走前の三宮Sで7馬身差Vを演じた京都1800メートル。大一番チャンオピオンズCに向け、弾みをつける一戦としたい。

　3歳王者を決めるJDCでフォーエバーヤングの3着に入ったサンライズジパングは8枠15番。古馬初挑戦に挑む。ハイレベルと謳われる世代の実力馬。音無師も「状態は良さそう」と期待を寄せる。札幌記念10着以来となるドゥラエレーデは再び砂に路線変更。2枠3番に入った。昨年のチャンピオンズC3着の実力馬。復活に向け、ここでどのような走りをするか注目だ。

　中の人は1枠1番プロミストウォリアに注目する。前走のエルムSは１年以上の休養明けながら７着に好走。上昇が見込める今回、「チャンピオンズCに向かうには勝ち切らないと」と野中師も気合十分だ。