本紙予想コラムでは中山10RコントレイルCのホウキボシを推奨したが、中山11RホープフルSは3冠牝馬アパパネの7番子アマキヒ狙い。

　初戦を勝ったばかりとはえ、その新馬戦では道中、フワフワ物見しながら逃げ、直線で後方から強襲してきたロジャリーマイン（2着馬）にかわされると、ハミを取って差し返した。頭差の着差以上に強い勝ちっぷり。宝塚記念優勝馬マリアライトを母に持つその2着馬が2戦目で楽勝したとあって評価は高まるばかり。国枝師は「（鞍上の）C・デムーロが最後に奮い立たせたが、それに応えられたのは余力があったから。相手と併せる形になって少し本気を出していた。調教もそうだが、相手に合わせて走るところがある。G1でも強い相手に合わせる走りができればと思う」と感触をつかんでいた。