新潟大賞典の枠順が確定!
2025年5月16日 10:30 春の新潟開催名物「第47回新潟大賞典」(G3、芝2000メートル)の枠順が16日、確定した。
田中勝春師が重賞初挑戦で送り出すシリウスコルトは4枠8番。話題性はもちろん、前走・福島民報杯を快勝して、厩舎にJRA初勝利をもたらした看板ホース。3歳時に重賞戦線で好走したあと一時成績を落としたが、今年に入って再び勢いに乗った。紛れもない主役でJRA重賞初Vを厩舎にもたらす。
「このまま終わらせることはできない」と昆師が復活に期待を寄せるマテンロウオリオンは5枠10番。3歳時にG1・NHKマイルC(22年、勝ち馬ダノンスコーピオン)で2着に好走。前走・ダービー卿CT(4着)も見せ場十分だった。シリウスコルトの強力ライバルとしてこちらも人気を集めそうだ。
目の病気から回復したレガーロデルシエロは6枠12番にゲートイン。昨年きさらぎ賞(8着)以来の重賞挑戦。前々走ノベンバーS2着後、目の病気を発症。回復して復帰戦となった前走の美浦Sは初の2000メートルにも難なく対応してオープン入りを決めた。厩舎期待の一頭で、東京での好走歴があることから新潟のコースも歓迎。最終追い切りを終えた戸崎は「力強さも柔らかさもあって状態はいい」と力強い。
中の人注目は、昨年の小倉大賞典優勝馬エピファニーで、5枠9番から発走する。最終追い切りを終えて、宮田師は「ストライドが伸びていて良かった」と手応え。昨年2月以来の白星をつかみ取る。