第76回チャレンジC（G3）の枠順が12日に確定した。暮れの開催で定着していたが、番組変更に伴い13日の阪神メーンに組まれ、負担重量も別定からハンデ戦に戻された。

　7月の小倉記念で重賞初Vを飾った5歳牝馬イングランドアイズは2枠3番。陣営は「どっしりしてきて大人になっています」と本格化を強調。母にオークス馬ヌーヴォレコルトを持つ良血が、いよいよ実りの秋を迎える。

　新潟大賞典2着以来のサブマリーナは7枠13番。全4勝のうち3勝が外回りコースだけに、最終追い切りに騎乗した武豊は「多頭数の小回りが鍵になる」とポイントを挙げた。

　良血グランヴィノスは7枠12番。シュヴァルグラン、ヴィブロス、ヴィルシーナというG1馬きょうだいの半弟で、前走関ケ原Sを制してオープン入り。友道師は「使った上積みはあると思う。前走のようにスッと位置を取って競馬ができれば内回りも心配ない」と才能の開花に期待を寄せた。

　中の人注目は6枠11番のオールナット。春競馬を席巻したモレイラが短期免許で再来日予定。この秋も予想の重要ファクトとしてトレンドをにぎわせそうだ。