毎日王冠の枠順が確定!

2025年10月3日 10:30

 秋の東京開幕を告げる伝統G2「第76回毎日王冠」(芝1800メートル)は3日、枠順が確定した。

 昨年の二冠牝馬チェルヴィニアは6枠6番に入った。ここ4戦は勝利から遠ざかっているが、久々のマイル戦だった前走しらさぎSで復調を示す2着。鋭い反応は見どころがあり、800メートル以上の距離短縮にきっちり対応した。引き続きワンターンの東京9Fなら、楽しみな一頭だ。

 注目の3歳馬、ダービー4着からの臨戦サトノシャイニングは8枠10番から。その前走は不利な大外枠から果敢に先行、負けて強しの内容だった。やや精神面で不安が残るものの、そこは鞍上・武豊に全権委任。陣営も太鼓判を押す仕上がりだけに、もう一度この距離での重賞制覇を目論む。

 7枠9番に入ったレーベンスティールは東京9Fで3戦2勝2着1回とコース相性はメンバー屈指だ。持ち前の決め手で勝利を手繰り寄せたい。一昨年覇者で、昨年3着のエルトンバローズは2枠2番。骨折休養明けの前走は8着に敗れたものの、力は疑いない。状態が戻ればここでも。

 中の人注目は7枠8番に入ったホウオウビスケッツ。昨年の天皇賞・秋では3着と東京でも好成績を残している。近走不振も開幕週の馬場が大いに味方してくれるはずだ。

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