G1の枠番が決定すると話題は枠や並びに関するものが多くなる。友道師は枠の話を振られると「自分で選べるわけではないから」と前置きしながらも、丁寧に対応してくれる。そんなトレーナーが「ウチの厩舎はG1で外枠を引くことが多いよね」と言っていたのを思い出す。

　友道厩舎は22年以降、JRA・G1ののべ出走頭数は55頭。その中で7、8枠が17回だから極端に多いわけでもない。7枠で22年ダービーのドウデュース、昨年皐月賞のジャスティンミラノ、今年はオークスでカムニャックがV。印象に残る勝利が多いからだろうか。京都11R・秋華賞の本命はカムニャック。フローラS、オークス、ローズSの3連勝はいずれも2桁馬番。エンジンのかかりが遅いタイプ、中団外めから噴かしていける8枠は絶好だろう。秋華賞自体が外枠に良績のあるレース。外々でうまく流れに乗せて、2冠差しを決める。（17）から。