【天皇賞・秋】田井が太鼓判!“天才”ホウオウビスケッツ充実の時「ひと泡吹かす準備整った」
2025年10月29日 12:00 スポニチの田井が27日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。11月2日に行われるG1天皇賞・秋(東京、芝2000メートル)の出走馬の中から、馬体や状態に大きな変化が見られる好走期待馬をピックアップして解説した。田井は「直線の長い東京コースを存分に使った末脚比べが演じられる」「追走力が重要」と分析。その中で、悲願のG1タイトルを狙うホウオウビスケッツを一頭目に取り上げた。
「昨年3着当時をはるかにしのぐ充実度に映る」と好印象を語ると、「陽光を浴びて肢体を輝かせ、筋肉のメリハリも見事」と絶賛。「6月生まれのハンデを乗り越えて春のクラシックに間に合った天才」と評し、「5歳になってようやく本格化の感がある」と強調した。
さらに、「ヨロがバリッと張り出した臀部の容量は若駒時代と比べて月とスッポン」と表現し、「一線級相手の課題だったラストスパート能力に磨きがかかった」と成長を評価。続けて、生来の強みである先行力を担保する“トップラインの流麗さ”も失われていないとし、「後躯で生み出した推進力を、スムーズに前躯に伝達することができる」と解説した。
戦績からも叩き良化型で、札幌記念、毎日王冠を経てシルエットはより洗練された。「首、肩、腹回りのどこを見ても減点する要素がなく、ケチのつけようがない好馬体」と改めて称賛。「猛暑で調整が遅れたGI馬たちにひと泡吹かす準備は整っている」と好勝負を期待した。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webでレース前日までに先行公開される。
