天皇賞・秋の枠順が確定!
2025年10月30日 14:30 11月2日に行われる伝統の中距離G1「第172回天皇賞・秋」(東京、芝2000メートル)の枠順が30日、確定した。
G1・2勝を誇る実績最上位のタスティエーラは4枠5番に入った。一時期は不振に陥ったが、23年のダービー馬は昨年の天皇賞・秋2着以降、安定感を取り戻している。今年4月には香港G1クイーンエリザベス2世Cを制覇。今回は半年ぶりの実戦となるが、状態面の不安はなく、名手レーンを背にG1・3勝目を狙う。
今年の皐月賞馬ミュージアムマイルは6枠9番から古馬撃破に燃える。秋初戦となったセントライト記念を快勝し、中間は順調な良化をアピール。ダービーで敗れた東京克服へ、スタートと位置取りがカギを握る。
5枠7番の3歳馬マスカレードボールは、皐月賞馬とは対照的に東京が得意。鋭い末脚を生かせる好舞台で、いきなりのG1制覇も視界に入る。宝塚記念を逃げ切ったメイショウタバルは8枠13番から秋の始動戦。逃げ馬には厳しい東京が課題だが、武豊の継続騎乗は実に心強い。
中の人は、5枠8番に入ったホウオウビスケッツに注目。昨年の3着馬には、札幌記念、毎日王冠を使って充実の気配が漂う。先行からの押し切りに期待したい。