【セントウルS】充実の8歳馬ヨシノイースター 田井「これまでで一番迫力を感じる」

2026年9月2日 12:00

【セントウルS】ヨシノイースター

 スポニチの田井が8月31日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。9月6日に行われるG2セントウルS(阪神、芝1200メートル)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬を解説した。

 2016年から1番人気が7連勝と“堅い”レースの代表格だったが、阪神で行われた直近2回は8番人気カンチェンジュンガ(25年)、14番人気テイエムスパーダ(23年)と伏兵が勝利。前者が直線一気、後者が逃げ切りと、脚質も真逆だった。

 田井はその要因として、秋の阪神開幕週の馬場で行われる点を挙げる。「晴天であれば、19年にタワーオブロンドンがコースレコードとなる1分6秒7で走破したように、極端に時計が高速化。23年のような極端な前残りも発生する」と解説。一方で「昨年のように週中に雨が降れば、馬場がタフになる」とし、オーバーペースなども相まって、馬場状態によって好走する馬が変わると分析した。

 当日の馬場の見極めをポイントに挙げつつ、田井は双方の馬場で好走が期待できる馬、高速馬場でこその馬、消耗戦でこその馬をそれぞれ一頭ずつピックアップ。馬場を問わず力を発揮できる一頭として、8歳馬で昨年7着のヨシノイースターを取り上げた。

 田井は「立ち写真で良く見せる馬ではありますが、これまでで一番迫力を感じます」と第一印象から高く評価。「8歳馬なので劇的な変化は見込めないはずですが、全体的に一回り大きくなったのでは、と錯覚するほどに筋肉群がパンプアップ」と充実ぶりを指摘し、「臀部はまん丸に肥大し、中央にデンと君臨する大腿二頭筋は強じんです」とほれ込んだ。

 その充実ぶりは近走のパフォーマンスにも表れている。「上回る斤量を背負いながらフリッカージャブにあと一歩まで迫った前走の北九州記念(3着)を見ても、やはり8歳にしてエンジンの排気量は衰えるどころか磨きがかかっていると思われます」と強調。「父ルーラーシップ、母父ゼンノロブロイと成長力に富んだ配合の真髄が発揮されてきました」と血統背景にも触れた。

 さらに「鉄板が内包されているかのような上腕の盛り上がりも見事」と絶賛。「これならば道悪も急坂も苦にせず地面を的確に捉えることができるでしょうから、馬場や展開を問わずに上位争いが可能です」と、阪神開幕週で求められる高い対応力を評価した。

 「背中が弓のようにしなって、腹袋が豊かに映るのは体形から。タフなので連戦でもパフォーマンスを落としませんが、休み明け初戦からしっかり走れるのがヨシノイースターの特長でもあります」と解説。最後は「昨年以上の結果が鮮明にイメージできる好馬体です」と、前進に期待を寄せた。

 田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webでレース前日までに先行公開される。

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