3歳牝馬ミススコットがダリズに負けない衝撃V
2026年10月8日 05:30 先週末にパリロンシャンで行われたアークウイークエンドは、近年にない穏やかな気候の中、絶好の馬場コンディションを舞台に行われた。2日間で8つ組まれたG1競走勝ち馬たちは、凱旋門賞を制したダリズを筆頭に、それぞれ強い印象を残したが、筆者がダリズに匹敵する衝撃を受けたのが、4日に行われた牝馬のG1オペラ賞(芝2000メートル)を制したミススコット(3歳)だった。
ここまで5戦と、出走9頭中、最もキャリアの浅かった同馬。大型馬で、特別初挑戦となった8月のLRアップエイヴォンSでは、小回りコースのソールズバリーをうまくハンドリングできず2着に敗退。しかし同馬の素質を高く評価する陣営は、次走にカラのG3スノーフェアリーS(芝9F)を選択。そこを3馬身1/4差で快勝して参戦したのがオペラ賞だった。ここでG1初挑戦初制覇を果たした同馬は、4歳となる来季も現役にとどまる予定で、距離を延ばして2400メートル戦線の主要競走が目標になるとゴスデン師は表明している。27年の欧州2400メートル路線で、一気に台頭する可能性がある馬として、ミススコットの名をぜひ覚えておいていただきたいと思う。 (競馬評論家)