熱戦必至!来年1・25ペガサスワールドC

2024年12月12日 05:30

 7日にアケダクトで行われたG2シガーマイルで2度目の重賞制覇を果たしたロックト(牡3、父ガンランナー)が、来年1月25日にガルフストリームパークで行われるG1ペガサスワールドC(ダート9F)へ向けて調整されることになった。同馬を管理するT・プレッチャー師が8日に明らかにした。

 昨年8月にデビュー。2歳シーズンは4戦して、G1ブリーダーズフューチュリティ(ダート8.5F)を含む2勝を挙げ、G1・BCジュベナイル(ダート8.5F)3着と結果を残した。今年はダービー候補の一頭とされたが、左前膝の靭帯(じんたい)を痛めて戦線を離脱した。10月19日にアケダクトで行われた条件戦(ダート7F)が約1年ぶりの復帰戦。そこを7馬身半差で快勝しての参戦だった。

 ペガサスワールドCにはG1・BCクラシック(ダート10F)の23年勝ち馬ホワイトアバリオ(牡5)に今年の勝ち馬シエラレオーネ(牡3)、今年のG1サウジC(ダート1800メートル)勝ち馬セニョールバスカドール(牡6)なども参戦を予定している。米国のダート戦線では年明け1月からいきなり、熱い戦いが展開されることになりそうだ。 (競馬評論家)

コラム一覧

その他のコラム