芝12F路線の欧州最高峰目指しキングジョージ総賞金を増額へ

2026年7月23日 05:30

 日本からマスカレードボールとヴェルテンベルクが参戦するG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390メートル)の発走が、今週の土曜日に迫っている。

 英国12F路線における真夏の一大決戦を5日後に控えた20日、主催するアスコット競馬場から、27年の同競走の総賞金が250万ポンド(約5億4451万円)に増額されることが発表された。今年が200万ポンドだから、25%の上乗せになり、英国競馬における歴代最高賞金競走となる。アスコットによると、25年の同競馬場は年間で前年比3・7%アップとなる53万2956人を集客。馬券売り上げも、前年比4・8%アップの1億1860万ポンドに到達。ビジネスが好調だったことから、これを賞金の原資に充て、レース内容のさらなる充実につなげたい考えだ。

 欧州の主要競走では目下のところ、10月にパリロンシャンで行われる凱旋門賞の総賞金500万ユーロ(約9億3525万円)が最高賞金競走となっている。アスコットはキングジョージの賞金をできるだけ早く凱旋門賞と同程度まで引き上げ、欧州芝12F路線における最高峰としての地位を築くことをもくろんでいる。 (競馬評論家)

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