【オールカマー】アルアイン、軽々12秒2 大きな馬体が躍動
2018年9月20日 05:30 クイーンエリザベス2世C(5着)以来、海外帰り初戦となる昨年の皐月賞馬アルアインは坂路で併せ馬をこなした。シルバーポジー(5歳1000万)を目標にする形で進め、ラストで軽く促される。スッと脚を伸ばして、同入に持ち込んだ。強いフットワークで4F52秒4〜1F12秒2をマークした。
新コンビを組む北村友が2週連続で感触を確かめた。「良かったですね。体つきはボテッと映るけど、乗っていても重苦しさはなかったです」と話した。放牧を挟み札幌で乗り込んで栗東へ戻ってきた。2週前、1週前と共に坂路で4F51秒9。負荷をかけられ、順調にペースアップ。池江師は「ラスト1Fを強めに追ってとの指示。動きも反応も良かった」と約5カ月ぶりでも態勢はきっちり整っている。3歳時にタイトルを分け合ったダービー馬レイデオロとは2勝1敗で勝ち越している。4歳秋にして4度目の対戦。勲章を得た舞台なら力も入る。大きな馬体を躍動させて、皐月賞以来の勝利を手に入れる。