【スプリンターズS】プレブル、手応えあり 「動き悪くない」

2018年9月28日 05:30

<スプリンターズS香港馬・追い切り>ラッキーバブルスの追い切りを終え会見するプレブル騎手(撮影・村上 大輔)

 【プレブルに聞く】

 ――最終追い切りを終えた感触は。

 「馬場(やや重)が柔らかくてタイムは出ていないかもしれないが、動きそのものは良かった」

 ――最終追いはブリンカーを着用した(レースでは4走前に1度だけ着用)。

 「初めての場所で物見していた馬が“ここにしか行けない”という示しで諦めて走っていた。効果があった。レースでの着用はルイ師と話し合って決める」

 ――対戦する日本馬の印象は。

 「ファインニードルが人気を集めるのは分かっているし、香港でも戦ったから知っている。他の馬もビデオで見て予備知識が頭に入っている」

 ――過去にコンビを組んで挑戦してきた香港馬と比べて。

 「香港のトップスプリンターが日本で負けることもあれば、一線級ではない馬が勝つこともある。それが競馬。ラッキーバブルズは健康だし動きは悪くない。どれだけ順応できるかが問題」

 ――最後に意気込みを。

 「馬場状態をうまくこなして自分の力が出せれば、いい走りができる。逆にそこで心が折れると難しくなる。ベストを尽くして頑張るよ」

 ◆ブレット・プレブル 1977年9月23日生まれ、オーストラリア・ヴィクトリア州出身の41歳。04―05年シーズンから本格的に香港参戦。05―06年から6シーズン連続で香港リーディング2位。10年6月にはハッピーバレー開催で香港レコードの1日6勝を樹立した。JRAでは01年12月1日阪神9Rエプソムソルジャー(6着)で初騎乗。06年6月4日東京11R安田記念ブリッシュラックで初勝利&G1初制覇。JRA通算36戦2勝。16年安田記念(コンテントメント12着)以来の来日で、スプリンターズSは5度目の参戦。

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