【桜花賞】レシステンシア2着 武もお手上げ「勝ち馬が強かった」
2020年4月13日 05:30 2歳女王の底力は十分に示した。1番人気レシステンシアは前半3F34秒9というハイペースを2番手で追走して直線へ。粘るスマイルカナを残り1Fで競り落としたが、外から伸びたデアリングタクトには抵抗できず2着。泥をかぶることなく、奇麗な姿で引き揚げた武豊は「残念」と唇をかみしめた。「やりたい競馬はできた。最後はいっぱいになったがよく頑張っている。勝ち馬が強かった」
前の馬に厳しい流れを粘り抜いたのは父ダイワメジャーから受け継いだ持久力のたまものだ。松下師も愛馬を称えた。「武豊騎手は“馬場は大丈夫だった”と言っていた。外枠(17番)はしんどかったが、あれで負けたら仕方ない」。次走は未定だがNHKマイルC(5月10日、東京)とオークスの2択と予想される。動向から目が離せない。