【安田記念】グランアレグリアが優勝、アーモンド2着で史上最多芝G1・8勝目ならず

2020年6月7日 15:43

安田記念を制したグランアレグリア(撮影・郡司 修)

 春のマイル王決定戦「第70回安田記念」(G1、芝1600メートル)が7日、東京競馬場で行われ、池添騎乗の3番人気グランアレグリア(牝4=藤沢和)が優勝、昨年の桜花賞以来のJRA・G1通算2勝目を飾った。アーモンドアイは2着で史上最多の芝G1・8勝目はならなかった。

 レースはダノンスマッシュが逃げ、ミスターメロディ、ダノンプレミアムが続きグランアレグリアは中団、やや遅れたアーモンドアイは後方待機となった。4コーナーでアーモンドアイがまくり気味に進出して最後の直線へ、先に抜け出したグランアレグリアが2馬身半差をつけて快勝した。3着には昨年の覇者インディチャンプが入った。

 勝ったグランアレグリアは父ディープインパクト、母タピッツフライの血統。通算成績は8戦5勝。安田記念の牝馬の優勝は2009年ウオッカ以来11年ぶり。

 鞍上の池添は安田記念初制覇でJRA・G1通算26勝目。

 管理する藤沢和師は、1997年のタイキブリザード、98年のタイキシャトル以来22年ぶり3勝目でグレード制を導入した1984年以降最多タイ。JRA・G1通算30勝目となった。

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