【安田記念】グランアレグリアでVの池添 芝の塊顔面直撃にひるまず、ルメールからアイシングも
2020年6月7日 18:18 春のマイル王決定戦「第70回安田記念」(G1、芝1600メートル)が7日、東京競馬場で行われ、池添騎乗の3番人気グランアレグリア(牝4=藤沢和)が優勝、昨年の桜花賞以来のJRA・G1通算2勝目を飾った。
現役最強のアーモンドアイを下しての快勝劇。池添は右目下を腫らして勝利ジョッキーインタビューに臨んだ。「3コーナーで芝の塊がまともに顔に当たった。みにくい顔ですみません」とレース中にアクシデントがあったことを明かした。それでも、ひるむことなくVゴールを駆け抜け「しっかり仕上げてくれた関係者に感謝している。直線抜け出してからよく踏ん張ってくれた。グランアレグリアが一番頑張ってくれた。いいメンバーで勝てたことはこの馬の価値が上がったと思う」と優勝馬とスタッフを称えた。
インタビュー中には、アーモンドアイに騎乗したルメールからアイシング用の氷が渡された池添。痛々しい姿ながらも最後には「もう痛くないですうれしさが勝っています」とさわやかな笑顔を見せていた。