横山武タイタン好気配「自分の手に合っていると思う」
2020年6月12日 05:30 【東西ドキュメント・函館=11日】昨年オークス前に「シゲル」の冠名で知られる森中蕃オーナーを取材させていただいた高木。その時に頻繁に話題に上がったのがシゲルタイタン。星シリーズの当世代で「土星の第6衛星(太陽系で2番目に大きい衛星)」を名前の由来にし、オーナーの期待を一身に背負っていた。7戦目の前走でようやく初勝利をつかんだにもかかわらず、単勝オッズは1・9倍。馬券ファンって本当によく知っているな…と思ったものだ。
そのタイタンが函館の地で好気配。土曜函館9Rで手綱を取る横山武は最終追いにも騎乗し「前走が強い内容だったし、前に行けるから(自分の)手に合っていると思う」と力強い。今年31勝でブレーク中のホープはその内の21勝が「4角3番手以内」の先行巧者。雨で肌寒い函館の朝だったが、ホットな情報に高木は週末が楽しみになった。