【阪神新馬戦】“前倒し初陣”ヨカヨカ 谷師「1200メートルも合いそう」

2020年6月12日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=11日】関西は水曜(10日)に梅雨入り。びしょ濡れを覚悟していたオサムは晴れ間ものぞくうれしい誤算に歓喜。馬券になる馬を探した。阪神では先週から新馬戦がスタート。2週目に大物九州産馬がデビューする噂は本当だった。九州産限定の新馬戦と言えば夏の小倉の名物レース。それを“前倒し”して使う真意やいかに!?ヨカヨカ(牝、父スクワートルスクワート)を送り出す谷師を直撃した。

 「スピードがあるね。追い切りはそんなに目いっぱいになっていないのに速い時計が出た。1200メートルも合いそう」と指揮官は舌なめずり。水曜追いの坂路は上がり重点ながら、ラスト1F11秒9の切れ味だった。

 同馬は熊本産。ヨカヨカは熊本弁で「構わんよ」の意味。つまり一般馬が相手でも「構わんよ」という意思表示だろう。快速一気の押し切りか、好位から瞬時の抜け出しか。土曜阪神5R。これはヨカ馬券たい。

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