【京成杯AH】ルフトシュトローム V戦線上昇4F55秒4 3戦無敗中山&恵の雨予報で古馬相手も勝機

2020年9月11日 05:30

<京成杯AH>石橋を背にウッドチップコースで追い切るルフトシュトローム(撮影・郡司 修)

 秋の中山開幕を飾るサマーマイルシリーズ最終戦「第65回京成杯オータムハンデ」(13日)に出走する3歳馬ルフトシュトロームが10日、美浦Wコースで木曜追いを披露した。3歳の実力馬がそろう名門・堀厩舎の中でも、きらりと光る大物感。3戦無敗の中山マイルで初対戦の古馬を撃破し、秋のマイル王への道を突き進むか。

 堀厩舎の精鋭たちが隊列を組んで馬場から上がってきた。漂うエリート然とした雰囲気。中でも目を引くのは3歳勢だ。先頭に皐月賞&ダービー2着のサリオス。そしてユニコーンSの覇者カフェファラオ。その同期2頭に先駆けて始動戦を迎えるのがルフトシュトロームだ。Wコースでの最終追いを終えた姿にはオーラすら感じさせた。

 道中は少し行きたがるそぶり。それをニュージーランドT(1着)以来のコンビとなる石橋がなだめながら直線へ。併せ馬で負荷をかけた1週前追いとは対照的な馬なり単走。それでも弾むようなフットワーク。やや重の馬場を4F55秒4~1F12秒6で駆け抜けた。森助手は「先週の段階ではまだ暑さが長引き、いくらか動きも重いかなという感じだったが2週続けてジョッキーに乗ってもらったことで上向いてきた」と納得だ。

 古馬との力差を測る一戦。だが、中山マイルはデビューから3連勝を決めた絶好舞台だ。3戦ともゴール前の急坂で苦しくなった先行勢をメンバー最速の上がり3Fで差し切った。短い直線で瞬時にギアを上げ、坂を楽に上り切るパワーも兼備。同助手は「走り慣れた舞台。(古馬とも)やれる力はあると思う」と適性に自信をのぞかせた。

 春の高速府中で行われた前走・NHKマイルCは直線で前が壁になる不利があって5着。森助手は「上位に来たのはみんな先行していた馬。力の差はなかった。トモ(後肢)に弱点のある馬でどうしてもスタートは遅れてしまう。(今回は)開幕週の馬場が鍵だが、うまく味方してくれれば」。陣営の願いが通じたか、週末は雨予報。先行勢のラップによどみが出れば後方待機馬のチャンスはアップする。馬名はドイツ語で「気流」の意味だが、この馬向きの上昇気流が吹き始めた。堀厩舎の精鋭3歳が大暴れムードの20年秋。まずはキンシャサノキセキの最高傑作候補が先陣を切る。

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