【紫苑S】ストリートピアノ 初めて芝の道へ!武藤師「クロフネ産駒の後押しがある」

2020年9月11日 05:30

<紫苑S>併せ馬で追い切るストリートピアノ(右)(撮影・郡司 修)

 【東西ドキュメント・美浦=10日】紫苑Sに出走するストリートピアノがどうしても気になって仕方ない武本。「もっとも~っと」のコラムタイトルは、有名なタケモトピアノにあやかった。ピアノには敏感だ。ストリートピアノとは街角や駅、空港、商業施設に置かれ、誰でも弾けるピアノのこと。習っていた頃は腕に覚えもあったが、10年近く鍵盤に触れていない。今、ストリートピアノと出合っても弾くことはないだろうな…。

 馬名以上に気になるのが初めての芝参戦だ。ダート2連勝で軌道に乗ったのに。武藤先生、なぜですか?「先週の札幌2歳Sを勝った馬は?ソダシだよね。同じクロフネ産駒の牝馬。後押しがあるよ」

 なるほど。重で時計の出る馬場の近2戦で最速の上がり3Fをマーク。前走は強敵がいる中で完勝(3着ギャラクシーソウルはその後2連勝)。芝に挑戦するべき戦歴だ。「伸び盛りの3歳馬で調教ではうちの厩舎のどの馬も勝てない。単発での芝挑戦ではないよ」。そのとお~り!財津一郎ばりに心の中で同意した。

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