【神戸新聞杯】ビターエンダー、余裕の併入1F12秒4 相沢師「ちょっと大きくなった」

2020年9月24日 05:30

併せで追い切るビターエンダー(撮影・西川祐介)

 ダービー10着からの巻き返しを狙うビターエンダーが上々の動きを見せた。Wコースでの追い切りは津村(レースは吉田隼)を背にイノバティブ(6歳2勝クラス)を2馬身追走。直線では内に入り、手応えに余力を残しながら5F66秒5~1F12秒4で併入した。見守った相沢師は「いい動きで良かったね。馬なりであの時計。相手も良かったし、これでちょうどいい」と納得の表情だ。

 ダービーはスタート直後につまずき、後方からの競馬となり大敗した。レース後には左前脚に軽い骨折が判明したがすぐに完治し、秋の始動戦に向け準備を進めてきた。ここまで順調に乗り込まれ、いっぱいに追われた1週前の追い切りでグンと良化。【2・1・1・1】と好相性の左回りでの一戦。師は「ちょっと大きくなった。仕上がったから、力は出せると思うよ」と自信を口にした。

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