【オールカマー】カレンブーケドール、久々も軽快フットワーク 国枝師も合格点「だいぶ良くなっていた」

2020年9月24日 05:30

オウケンムーンはカレンブーケドール(右)と坂路で併せて追い切る(撮影・西川祐介)

 京都記念2着以来となるカレンブーケドールが重賞初制覇を狙う。追い切りは坂路で僚馬オウケンムーン(オールカマー出走)との併せ馬。1馬身追走し、最後はいっぱいに追われると1馬身半差で先着フィニッシュ。久々でも軽快なフットワークで駆け抜けた。国枝師は「だいぶ仕上がってきたかな。先週はまだ重いかな?と思っていたが、今日はだいぶ良くなっていた。休み明けにしては合格点かな」と満足げだ。

 3月のドバイ遠征がレース中止となり、放牧を挟んでここから始動する。「初の外国輸送で、馬が疲れた感じで細くなっていた。夏は体を戻しながらやってきた」。慎重な調整で、減った体重もすっかり戻った。19年オークス2着、秋華賞2着、ジャパンC2着と惜敗が続く実力馬。師は「使った方がいい馬だけど、何とか重賞を獲って大きいところを狙いたい」と期待を寄せた。

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