【府中牝馬S】サラキア 重賞初V!グレート制導入後初の“珍事”人気下位3頭が上位3着独占

2020年10月18日 05:30

<府中牝馬S>レースを制したサラキア(右端)(撮影・郡司 修)

 牝馬G2「第68回府中牝馬S」が17日、雨の東京競馬場で行われ、7番人気サラキアが重賞初勝利。8頭立てのレースは3着までが6~8番人気馬。グレード制導入以降、人気下位3頭が上位3着までを独占するのは初の珍事となった。

 3着までの枠場にラヴズオンリーユーもダノンファンタジーの姿もない。誇らしげにサラキア、シャドウディーヴァ、サムシングジャストと下馬評の低かった馬が入った。サラキアで勝った北村友は「一瞬いい脚を使うタイプ。坂を上がる時は心配になったが、よく頑張った」とブービー人気の相棒を称えた。また、11日の毎日王冠を弟サリオスが勝っており、2週続けて姉弟が同場同距離のG2を制した。

 スタートを決めて4番手から。「普段は折り合いを気にしないといけないが、今日は(重馬場に)脚を取られた分リラックスして走れていた」と北村友。勢いを付けて直線に向かうと、残り250メートルで横一線の態勢に。力強く駆け抜けて後続を3馬身突き放した。

 「ようやくこの馬にタイトルを獲らせてあげられた」と池添学師はホッとした表情。これでエリザベス女王杯(11月15日、阪神)への優先出走権をゲット。師は「馬の調子次第だが、問題がなければ行ってもいいと思います」と説明した。ブービー人気から自力で切り開いた未来はきっと明るい。

 ◆サラキア 父ディープインパクト 母サロミナ(母の父ロミタス)15年2月5日生まれ 牝5歳 栗東・池添学厩舎所属 馬主・㈲シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績18戦4勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億8662万3000円。馬名の由来はローマ神話の海水の女神。

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