【京王杯2歳S】モントライゼ勢い乗るルメールと初コンビ

2020年11月5日 05:30

クリストフ・ルメール騎手を背にCウッドで単走で追い切るモントライゼ

 【東西ドキュメント・栗東=4日】記録続きの秋G1。先週はアーモンドアイが史上初の芝G1・8勝(海外含む)を達成した。この日、栗東で調教に騎乗したルメールは関係者から祝福攻め。“肘タッチ”で喜びを分かち合うシーンも多く見られた。今週末はG1の谷間となるが、寺下はルメールが京王杯2歳Sで初コンビを組むモントライゼに注目した。

 最終追いはルメールを背にCWコースへ。序盤から行きっぷり良く加速していき、6F83秒3~1F12秒2をマークした。引き揚げてきた鞍上に感触を聞くと「いい動きをしていた。走りそうだね」と満面の笑み。続けて「ダイワメジャー産駒らしく、スピードがあってハイペースを維持できる。1400メートルも合いそう」とジャッジする。小倉2歳Sでもいい粘りを披露した。東京が舞台でも脅威だ。

 寺下が「今週もビッグチャンス?」と質問すると「レースではまだ乗ったことがないけど、たぶん」と自信ありげに笑った。人気でも絶対に逆らえない新コンビだ。

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2020年11月5日のニュース