【京王杯2歳S】オリアメンディ兄姉を超える活躍を信じて

2020年11月5日 05:30

ココフィーユ(左)と併せて追い切るオリアメンディ(撮影・郡司 修)

 【東西ドキュメント・美浦=4日】京王杯2歳Sには、いわゆる“厩舎ゆかりの血統馬”が多数エントリーしている。オリアメンディもそんな一頭。斎藤誠師にとっては母リーベストラウム、兄ストーミーシー、姉トキメキも手掛けた思い入れの強い一族だ。

 最終追いはWコースでココフィーユ(4歳2勝クラス)を追走。楽な手応えのまま併入した。浜田が師に感触を聞くと「ウッドチップの状態が良くないので走りづらそうだったが、反応は良かった」と笑顔。兄姉との比較でも「タイプが違う。特に兄は気難しい面があって苦労したが、この馬は素直で走りが軽く切れ味もある。まだ体形が幼いが素質は十分。きょうだいの中で一番走るのではと期待している」と手応えを隠さない。兄は7歳となった今年もリステッド(東風S)勝ち。姉も現在、未勝利→1勝クラスを連勝中だ。「今回は重賞で力試しの一戦ですが1400メートルはぴったりのイメージで楽しみ」と師。将来的には兄姉を超える活躍を信じて、強敵にぶつかっていく。

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