【天皇賞・春1週前追い】カレンブーケドール、リズム良く登坂 国枝師も納得

2021年4月23日 05:30

ワンデイモア(左)と併せて追い切るカレンブーケドール(撮影・郡司 修)

 最強ステイヤーを決する「第163回天皇賞・春」(5月2日、阪神)の1週前追いが東西トレセンで行われた。美浦では天皇賞・春初参戦のカレンブーケドール(牝5=国枝)が坂路で機敏な動きを披露。2馬身前のワンデイモア(3歳オープン)を目標にリズム良く登坂し、最後まで馬なりのまま併入。4F52秒9~1F13秒1をマークした。国枝師は「まずまず動けていたんじゃないかな。今日の馬場を考慮すればこのくらいでしょう。元々(調教で)うなるようなタイプでもないしね」と納得の口ぶりだった。

 一線級を相手に戦い続け、重賞2着6回の安定感。今回はキャリア初の3000メートル以上の距離が焦点になる。師は「距離が長いのでうまく立ち回ってもらえれば。冬毛が抜けてきて前走からの上積みもありそうなので」と見通しを語っていた。

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