【フローラS】良血アンフィニドール“無限”の可能性 母の姉は13年Vのデニムアンドルビー
2021年4月23日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=22日】オークスTR・フローラSに出走する関西馬は3頭。そのうち、2頭が2勝馬だが、寺下が気になったのはキャリア1戦のアンフィニドールだ。前日(21日)の最終追いは川島を背に坂路でラスト1F12秒2の好時計。改めてジョッキーに感触を聞こうと、川島が所属する新谷厩舎へ向かった。午前9時半すぎ、調教から戻ってきた鞍上に取材開始だ。
「動きは良かったですよ。前走後は短期放牧に出していますけど、変わらずキープしている感じですね」
3月のデビュー戦(未勝利)は既走馬相手にV。上がり3Fは33秒4の末脚で差し切った。母ヤマノフェアリーの1つ上の姉デニムアンドルビーは13年、未勝利勝ちから挑んだ当レースをV。鞍上は「フェアリードール(曽祖母)からの血統で、母もデニムの全妹だしね。スムーズに行けば、ここでも引けを取らないと思う」と力を込める。馬名の意味はフランス語で「無限の黄金」。無限の可能性を秘めた良血に注目したい。