【ケンタッキーダービー】メディーナスピリット逃げ切りV 連勝中のエッセンシャルクオリティは4着

2021年5月2日 08:44

第147回ケンタッキーダービーを制したメディーナスピリット(AP)

 米国クラシック3冠初戦の第147回ケンタッキーダービー(ダート2000メートル)は1日(日本時間2日朝)、ケンタッキー州ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場で19頭で争われ、先手を奪ったメディーナスピリット(牡3=ボブ・バファート、父プロトニコ)が直線、4頭が横一線の追い比べで粘りに粘って逃げ切り勝ち。サンタアニタダービー2着からの参戦でG1初制覇を飾った。

 管理するボブ・バファート師(68)は昨年オーセンティックに続く勝利でケンタッキーダービー単独最多7勝目、騎乗したジョン・ヴェラスケス(49)も同じく連覇でこのレース4勝目となった。ヴェラスケスは「道中プレッシャーを感じながらだけど、よく頑張ってくれた。いいスピードがあって、その持続力がある。他の馬がつかまえたいと思っても、つかまえられないんだ。4コーナーを回ってガツンと来る手応えがあったし、直線は夢を見ているような気持ちで追った」と喜びを伝えた。

 2着にマンダルーン、3着にホットロッドチャーリーが入った。ここまで無敗のエッセンシャルクオリティはデビュー6戦目で初の敗戦となる4着。馬主ゴドルフィンにとって悲願のケンタッキーダービー初勝利はならなかった。

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