【ヴィクトリアM1週前追い】ダノンファンタジー 逆襲へ動き上々、藤岡佑「最後まで余力」
2021年5月7日 05:30 12着に大敗した高松宮記念からダノンファンタジー(牝5=中内田)が巻き返しを誓う。1週前追い切りは芝コース単走で行われた。
鞍上に昨年暮れの阪神C1着、前走の高松宮記念とコンビを組む藤岡佑。決して無理な負荷はかけず、馬の気持ちを優先した調教で5Fから65秒5~1F12秒0で流す。落ち着いた姿が印象的だ。感触を確かめた藤岡佑は「今朝は芝コースで半マイル。ゆっくり入って、しまいを伸ばす感じ。いつも通り。最後まで余力を持ってこられたし、いい動きだったと思います」と雰囲気の良さを伝える。
ただ、課題もある。前走で高松宮記念に使ったことで一気の距離延長を強いられる。「今回は千六に延びる分どうか。今は千四が合っているかな」と鞍上は思案顔。昨年のこのレース(5着)以来となるマイル戦。レースの組み立てが復活Vへのテーマだろう。