スポーツ7紙合同特別企画!待ちきれない、今週末は日本ダービー

2021年5月24日 12:00

スポニチ代表・ほのか

 注目の日本ダービーは30日に東京競馬場でゲートイン。目前に迫った大一番に向け、スポーツ7紙合同特別企画「待ちきれない、今週末は日本ダービー」をお届け。紙上やテレビ番組で予想を披露している7人の女神たちによるクロストークは必読。スポニチ代表は「CanCam」専属モデルのほのか(25)。本紙コラム「ほのかのYes I Can」で健筆を振るう彼女のこん身の予想は——。サンケイスポーツは柴田阿弥、デイリースポーツは新田さちか、東京中日スポーツは神部美咲、日刊スポーツは高田秋、スポーツ報知は大原優乃、東京スポーツは熊崎晴香がそれぞれ担当する。

——競馬の魅力

 ほのか 待ちに待ったダービーを前に、大いに語りましょう。競馬は老若男女を問わない「会話のタネ」だなと思います。特にタクシーがそうなのですが、友達と競馬の話をしていると、「競馬をやるんですか」と声を掛けられることがあります。そこからどんどん話が広がっていくので、それが魅力だと思います。よく競馬場に行くのですが、初めて来た人でもエンターテインメント要素の強い複合施設のような感覚で楽しめる。友達いわく、「競馬場は赤ペンを耳に付けっぱなしの人が多い」というイメージだったそうですが、「こんなにおいしいご飯があるの」とか「こんなにトイレがきれいなの」とかビックリしていました。

 新田 そうですね。単なる賭け事や大人の遊びでなく、老若男女の幅広い人がさまざまな形で楽しめることが魅力だと思います。

 高田 競馬は勝つことが全てじゃない。1頭1頭にドラマがあって、いろいろな人が携わっている。そんな背景が魅力ですね。

 熊崎 競馬はかけがえのない楽しみ。取材で調教師やスタッフの方々の馬に対する愛情や思いに触れてからさらにハマりました。

 大原 競馬はすべてに可能性がある。だからこそ勉強して、見落としている面があるんじゃないかとか思ってずっと考えたりしています。奥が深いですね。

 柴田 競馬を始めたのはウイニング競馬に出演することになってから。単勝、複勝の仕組みや買い方などは自分で勉強しました。

 神部 「馬好王国」のMCも2年目。自分の見る競馬が幅広くなってきました。好きな馬の血統をたどっていくのは凄く楽しいですね。

——春シーズンの競馬を振り返って

 ほのか 春シーズンを振り返って皆さんはどうでしたか?私は昨年の春の予想GⅠⅠ戦線で8戦5勝。昨年に比べれば当たっていませんが、皐月賞のエフフォーリア、桜花賞のソダシは的中しました。最近は私のSNSを競馬ファンの方からフォローしていただくことも増えています。「予想に乗っかって馬券を買っています」というコメントもいただくので、当てなきゃなと思っています。桜花賞を勝ったソダシは白毛馬では世界初のクラシック制覇となりましたが、今年は新しい物事の始まりになるような気がしています。エフフォーリアも皐月賞まで無敗で来ているので2冠目も取ってもらいたいですね。

 柴田 エフフォーリアは4戦4勝で横山武史騎手とも息のあった感じですし、間違いなく力のある馬ですね。

 高田 エフフォーリアもソダシも無敗でクラシックを勝つって凄いこと。ソダシは見た目からしてかわいらしくて上品な女の子なのに、実はめっちゃ強いからカッコいい。

 神部 ソダシは私みたいなビギナーでものめり込める、競馬を知らなくても応援したくなるようなきれいな馬です。(古馬戦線では)デアリングタクトの敗戦はショックでした。

 大原 ソダシが勝ったときは興奮しましたね。新米予想家なので直感を信じていて、桜花賞も名前を見てビビッときたんですよね。

 新田 幼い頃に乗馬クラブに在籍していましたが、白い馬は見たことがなかったので感激しました。

 熊崎 強い白馬ということでさらに盛り上がったと思います。エフフォーリアはやや重も関係ない見事な瞬発力でした。

——日本ダービーの魅力
 
 ほのか 皆さんにとって日本ダービーとは?私は盛り上がる印象しかないですね。スポニチで初めて予想したのは19年の日本ダービー。レース当日は一人で東京競馬場に足を運んだのですが、大きな馬のオブジェがあってみんなが写真を撮っていました。私も「せっかく来たのだから」と恥ずかしさもなくなって写真を撮るために15分ほど並びました。ラーメン店とかで15分並ぶのなら分かりますが、写真を撮るだけで15分ですよ。それぐらい行列ができていました。印象に残っているのは17年です。本命にしたレイデオロが勝って、いい思いをさせていただきました。ダービーで結果を出すということは、私に置き換えれば、地上波のゴールデンタイムに出て爪痕を残すぐらい難しいと思っています(笑い)。だから、ここで勝った馬には活躍してもらいたいですね。

 柴田 GⅠレースの中でも日本ダービーと有馬記念は特別。前日から盛り上がり方が違います。ファンが競馬場に入っていた時には地鳴りのような歓声に驚きました。あのワクワク感は他では経験できない貴重な体験です。

 高田 馬にとっては一生に一度の大舞台。15年のドゥラメンテから見ていますが、当たっていないですね。ハハハ。だから今年こそは!

 神部 私も26歳になって、オーディションを受けても25歳までの仕事とかが結構あったり、その(年齢の)壁を感じました。出走できるだけでも凄いのに、上位に入った馬は無条件に応援したくなります。

 新田 注目したいのはそれぞれに調教師、スタッフをはじめ、多くの方のつながりがあり背景には多くのストーリーがあること。そういったエピソードを知ることで、より深い感動を味わえるレースです。

 熊崎 競馬に携わる全ての方々の憧れ、目標でもある日本ダービーをいつか生観戦して雰囲気を感じたい。今の私の夢です。

 大原 私もいつか行きたいと憧れがあるんですが、駅のポスターもそうですけど町中がにぎわっているし、ざわついている空気感が好きです。

——自分を競走馬に例えるならどんなタイプ?

 ほのか 私がモデルとしては小柄な1メートル60くらいなので、馬なら小柄なメロディーレーンですね。似たものを感じるのですよね。最近ゲームの「ウマ娘 プリティーダービー」をやっていて、ナイスネイチャ、エルコンドルパサーが好きです。かわいくて2頭ばかり育成しています。予想にはノートを活用し、過去のデータを見ています。例えば、上がりタイムの速い馬が好走する傾向にあるから今回も末脚鋭い馬が来るだろうとか、データを参考にしています。

 柴田 いつもスタートで出遅れる感じの馬ですかね。後からめちゃめちゃ追い込むタイプですね。予想方法はシンプルで、過去のレース、枠順、騎手を順に見ています。新聞に載っている過去のレースの欄を見て、成績を見て。

 新田 一心不乱に走る馬ですね。ここぞの集中力は持っています。実際は暴れ馬かもしれません。予想スタイルはカワイイ、名前がいい、一目ぼれしたなど女子らしい視点に加え、専門家の見解を参考にしつつ直感をまじえて予想。

 神部 恥を忍んでデアリングタクトです。私は3冠も取っていないし、最後の直線にも入っていませんが憧れの意味も込めて。予想は3連単5頭BOXで強気に勝負。ビギナーの方でも買いやすいと思ってもらえる買い目にしたいです。

 高田 追い込み馬でないことは確かですね。一番前には行かないで2、3番手。まさにエフフォーリアみたいな感じ。17年からBSイレブン競馬中継のアシスタントMCで、自分の名前(しゅう)が付いたリスグラシューがお気に入り。

 大原 馬に例えると、う~ん、ネコパンチ!私、スタートダッシュだけは速いって共演者の方たちに言ってもらうので、とりあえずダッシュして逃げ切りたいという思いも込めて。馬券はBOXと、気になる馬を単勝とか複勝で買います。

 熊崎 自分を競走馬に例えるとレイパパレかな?私はとにかくがむしゃらに突っ走るタイプなので、最初から先頭に立って最後まで走り切るレイパパレが憧れです!3連単フォーメーションで夢を追っての穴狙いが多いです。

特集

2021年5月24日のニュース