【中京新馬戦】ラクスバラディー、いきなり全開ムード 清水久師「落ち着きがあって手がかからなかった」

2021年6月4日 05:30

松山騎手で5日にデビューするラクスバラディー

 関西エリアの2歳開幕戦に狙いを定め、いきなり全開ムードだ。ドゥラメンテ産駒ラクスバラディー(牝=清水久)が初陣Vを狙う。3月25日に栗東トレセンへ入厩すると4月2日に早々とゲート試験に合格。入厩当初の様子を踏まえ、清水久師は「落ち着きがあって手がかからなかった」と優等生ぶりを強調する。

 いったん放牧を挟み、5月5日に帰厩。先週は松田(レースは松山)を背にCWコースでサングレデクリスト(4歳1勝クラス)に2馬身先着。6F80秒3~1F12秒6とデビュー前の2歳としては水準以上の時計を刻んだ。今週は松山を背に坂路4F53秒3~1F12秒3と素軽い動き。トレーナーは「体は480キロぐらい。初戦から力を出せる仕上がり。今のところは気になる点はないですね」と太鼓判を押す。

 血統背景も申し分ない。藤沢和厩舎に所属した半兄ムーンクエイク(父アドマイヤムーン)は18年京王杯SC勝ち、半姉バウンスシャッセ(父ゼンノロブロイ)、現役オープン馬の半姉コントラチェック(父ディープインパクト)はともにG3を3勝。「気性が激しかったりもしないし、おとなしい。血統的にも当然、期待していますよ」と力強く結んだ。

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