エフフォーリア 天皇賞・秋に直行、距離適性考慮 今秋は有馬記念と2戦

2021年8月11日 05:30

エフフォーリア(撮影・村上 大輔)

 皐月賞馬エフフォーリア(牡3=鹿戸)の次走が天皇賞・秋(10月31日、東京)に決まった。キャロットファームが発表した。3歳同士でクラシック2冠制覇が懸かる菊花賞(10月24日、阪神)ではなく、距離適性を考慮して古馬との対戦を選択した。その後は有馬記念(12月26日、中山)を予定しており、秋G1・2戦に狙いを絞ったローテ。前走・ダービー2着後は福島県のノーザンファーム天栄で調整を進めている。

 鹿戸師は「牧場に見に行ってきたが夏の暑さにも負けず体調はいい。春に比べて肉付きも良くなって、たくましくなっている。逆算して中山競馬の終わり頃に帰厩させたい」と話した。天皇賞・秋には昨年の3冠馬コントレイル(牡4=矢作)も参戦を予定している。皐月賞馬が菊花賞に向かわないのは19年サートゥルナーリア以来となる。

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