【英・インターナショナルS】ミシュリフV、6馬身差圧勝で連敗ストップ
2021年8月20日 05:30 英国における中距離路線の夏の主要G1「第50回インターナショナルS」(芝2050メートル)は現地時間18日、英国中部のヨーク競馬場で7頭で争われ、昨年の仏ダービー馬ミシュリフ(牡4=英国、J・ゴスデン)がイーガン騎乗で1番人気に応えて快勝。道中4番手で脚をためると直線、早めに前に並びかけて6馬身差で突き抜けた。
今年に入ってサウジカップ、ドバイシーマクラシックと2度の中東遠征で連勝したが、その後はエクリプスS3着、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS2着と続けて敗戦。帰国後3戦目で、ようやく勝ち切った。イーガンは「彼は本当のチャンピオン。最高の日になりました」と喜びのコメント。管理するゴスデン師は今後について、凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン)や英チャンピオンS(10月16日、アスコット)を見据え、米国のブリーダーズカップ(11月6日、デルマー)やジャパンC(11月28日、東京)も選択肢とした。
この一戦を受けて英ブックメーカーのウィリアムヒル社はミシュリフの凱旋門賞オッズを8倍(5番人気)に設定した。