【エ女王杯1週前追い】アカイトリノムスメさらに上昇!母アパパネのリベンジだ
2021年11月5日 05:30 「第46回エリザベス女王杯」(14日、阪神2200メートル)の1週前追い切りが4日、美浦、栗東両トレセンで行われ秋華賞馬アカイトリノムスメ(牝3=国枝)が軽快な走りを披露。3冠牝馬の母アパパネが獲れなかった女王のタイトルへ前進した。
秋華賞を上回る馬体の張りと躍動感。調教スタンドから双眼鏡で動きを追った国枝師が安どの表情を浮かべている。「秋華賞からさほど間隔が空いてないので様子を見てきたけど、順調だよ。馬体減りするどころか、さらに張りが増している」。Wコースでの併せ馬。伯楽が頼もしげに見つめる黒鹿毛が4馬身先行したフィアスプライド(3歳1勝)との差を詰める。馬なりのままラスト1F11秒6の瞬発力で併入(全体5F68秒4)。「母アパパネほどの迫力はないが、母よりも柔らかい動きをする。いかにもディープインパクト牝馬らしい走り。母の適距離はマイルから2000メートルだったが、こちらは2000メートル以上。母が獲れなかったタイトルを獲らせたい」と手応えを膨らませていた。