【川崎・ローレル賞】レディオガガ、ジョーストーリー、プラチナプライド 無敗馬3頭が出走!有力馬を紹介
2021年11月8日 15:00 2歳牝馬SⅡ「第21回ローレル賞」(1600メートル)が9日(20時10分出走予定)、川崎競馬場のスパーキングナイターでゲートイン。優勝賞金は1200万円。1~3着馬に12月のSⅠ「第45回東京2歳優駿牝馬」(大井1600メートル)優先出走権が付与される。地方交流になった11年以降、南関東勢が7勝、北海道勢が3勝している。
今年は3頭の無敗馬が出走予定。まずは当地3戦3勝のレディオガガ(川崎・高月)。8月末に1400メートル新馬で5馬身差V。続く1500メートルの特別2戦も先手を奪い圧勝した。好馬体の持ち主で、父はフリオーソ。100メートルの距離延長は一連のレースぶりから問題なさそうだ。ジョーストーリー(浦和・小久保)は地元でデビュー3連勝を飾っての初遠征。5月に800メートルの新馬で後続を8馬身ちぎった。初の特別だった前走が1400メートルで7馬身差勝ち。3戦いずれも楽々と逃げ切り、スピード能力の高さをアピールした。父はエスポワールシチー。
良血馬プラチナプライド(船橋・佐藤太)は6、7月に新馬、特別を制しての重賞挑戦。1000メートルから1500メートルに距離が延びた前走も危なげないレースぶりだった。母は14年ロジータ記念など、道営と南関で重賞6勝を挙げたノットオーソリティ。試金石の一戦でどんなパフォーマンスを見せるか。牡馬相手の重賞を経験してきた好素材も参戦。コーミズアムール(大井・米田)だ。6月に新馬V。8月の特別ではママママカロニ(後にゴールドジュニア圧勝、鎌倉記念2着)の1馬身半差2着。ゴールドジュニアは同馬にこそ離されたが、2着コパノミッキー(1番人気)からは0秒2差の3着と健闘した。自慢の末脚で初コース、距離延長などを克服するか注目。
道営馬は2頭。スティールルージュ(北海道・角川)は7戦3勝、2着2回と経験豊富。前走の交流GⅢは7着だが、8月に2番人気の道営牝馬重賞フルールCで首差勝ちを決めている。カーロデスティーノ(北海道・佐久間)は5戦して勝ち鞍こそ新馬だけだが、前走の重賞ブロッサムCで頭差2着。どちらもV争いに加わってきそうだ。