【ジャパンC】コントレイル 金羅助手が進化続けた相棒に究極仕上げ
2021年11月26日 05:30 【いざ、最終決戦(5)】騎手顔負けの美しいスタイル。コントレイルを担当する金羅助手の騎乗フォームはいつ見ても魅了される。
これまで数々の競走馬にまたがってきた職人が、体内時計の感覚が狂ってしまうほどコントレイルの走りは常に進化を続けてきた。金羅助手は「他の馬と同じ完歩で走っていても、時計が速くなる。ストライドが伸びているということでしょうね」と分析。今年初戦の大阪杯(3着)時と比べても「春は筋肉質になっていたし、気持ちも入っていた。その影響でピッチが利いて、本来のストライドではなかったと思います」と振り返る。金羅助手が過去最高の状態と評する菊花賞(1着)と比較しても「ひと叩きしてフットワークがさらに良くなっています」と好感触。約2年2カ月、苦楽を共にした最愛のパートナーに究極の仕上げを施した。昨年、アーモンドアイの2着に敗れた忘れ物を手に入れるはずだ。=終わり