【阪神JF1週前追い】サークルオブライフ 3頭併せで闘志、国枝師「十分動けていた」
2021年12月3日 05:30 2歳女王を決める「第73回阪神JF」(12日、阪神)の1週前追い切りが行われ、サークルオブライフ(国枝、父エピファネイア)が確かな成長を示した。稽古で目立つタイプではないが、Wコースでの3頭併せで闘志点火。内フィアスプライドと外クライミングリリー(ともに3歳1勝クラス)の間に入って、5F67秒7~1F11秒6で併入としっかり負荷がかけられた。国枝師は「十分動けていた。大きくは変わってないけど馬がしっかりしてきた」と成長ぶりを伝える。
3戦2勝。新馬戦こそのちに東スポ杯2歳Sを勝つイクイノックスに敗れたが、未勝利→アルテミスSと自慢の末脚で連勝中。「前走はスタートが決まってオーソドックスな競馬ができた。エンジンがかかってからの伸びが良かったね。一つ進化を感じた」。中山、東京と異なるコースにV実績があり、初の関西遠征にも不安はない。「メンタルが強そうで輸送は問題ないと思う。本質的にマイルは忙しいが、直線が長い阪神外回りだから。(開催が進んで)荒れた馬場もエピファネイア産駒だから大丈夫」と前向きな言葉が並ぶ。現3歳世代はサトノレイナスが阪神JF&桜花賞2着、アカイトリノムスメがオークス2着&秋華賞Vと牝馬戦線を盛り上げた国枝厩舎から、今年も大物候補が西に向かう。