【中山金杯】トーセンスーリヤ 最後に“味付け”調整、小野師「しまいを伸ばす程度」

2022年1月4日 05:30

トーセンスーリヤ(撮影・西川祐介)

 中山金杯に出走するトーセンスーリヤが3日、Wコースで3F43秒4~1F11秒8と、ラストだけ脚を伸ばす調教で臨戦態勢を整えた。小野師は「年末にやってるんで、しまいを伸ばす程度やった。後は和生(横山和)の腕次第」と鞍上に託した。実質的な最終追いは12月31日に主戦・横山和が騎乗して、Wコース単走で5F66秒7~1F11秒3で消化。年始の変則日程だけに、この日最後の“味付け”を施した。

 前走の天皇賞・秋は強敵相手に、好位からの正攻法の競馬で挑み15着。その後はダートの交流戦に挑戦するプランもあったが、結局【2・1・1・5】と実績ある中山での芝のレースを選択した。新潟大賞典、函館記念とG32勝の戦績からトップハンデの57.5キロを背負わされるが「しようがない。前走はいい経験になった。中山は合うので頑張ってほしい」と指揮官。2走前の新潟記念で57.5キロを背負って2着に入っているだけに、負担重量負けすることはなさそうだ。

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