【日経新春杯】ステラヴェローチェ 強風にも負けず好時計!さらに状態アップ、M・デムーロ「納得の内容」

2022年1月14日 05:30

デムーロを背にCWコースにて併せ馬で追い切るステラヴェローチェ(撮影・亀井 直樹)

 「第69回日経新春杯」で主役を張るのは昨年クラシック皆勤、有馬記念4着のステラヴェローチェだ。M・デムーロを背に栗東CWコースで、トップハンデタイの57キロをはね返す勢いのある走りを披露した。

 早朝から強い風が吹いた栗東。昨年暮れの有馬記念4着ステラヴェローチェはM・デムーロを背にCWコースに向かった。序盤は前向きな気持ちをなだめながら、折り合い重視で進めていく。走りづらいコンディションにもかかわらず、余力十分の手応えで直線に向くと一気にギアを上げ、6F81秒0~1F11秒2の好時計を刻んだ。重心の低いフォームで体幹がしっかりしている。文句なしの気配だ。当初は先導役リューベック(3歳1勝クラス)と併せ馬を行う予定だったが、鞍上がセーブして単走の形。もう負荷はいらないと判断した。M・デムーロが感触を口にする。

 「この時計なら十分。動きも良かった。(直線で)前の馬をかわせなかったけど、自分的には納得の内容だった。前走の疲れは全くないし、むしろ使ったことで状態は上がっている」

 昨年は皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着とクラシック3冠を皆勤した。豪華メンバーがそろった前走・有馬記念はスタートで1馬身ほどの出遅れがありながら勝ち馬エフフォーリアからコンマ3秒差4着。中団の外めを追走し、3コーナーすぎから進出すると上がり3F35秒9と出走メンバー最速タイの脚で見せ場をつくった。鞍上は「少し出遅れたし、思ったよりも流れが落ち着いた。ヨーイドンでは分が悪かったかな。それでも凄いメンバーで4着だし、いい経験になったと思う」と評価する。

 バゴ産駒特有のパワーに加え、展開不問の自在性を兼ね備えたレース巧者だ。この舞台は3走前・神戸新聞杯でV。「能力は高い。左回りは実績があるので楽しみ」とコース適性を強調する。M・デムーロは先週フェアリーSをライラックで制し、早くも今年の重賞初制覇を飾った。勢いあるジョッキーを背に、年明け初戦でV発進を切る構えだ。

特集

2022年1月14日のニュース