【京成杯】アライバル 単走馬なりでもド迫力!さらに成長で栗田師興奮「本当に良い!」

2022年1月14日 05:30

追い切りを行うアライバル(撮影・西川祐介)

 年明け変則日程の開催が終われば冬の小倉が開幕。中山&中京3重賞を含めた3場72レースの出走馬が13日、確定した。「第62回京成杯」で注目を集めるのがアライバル。昨夏の新潟2歳S2着以来、クラシック戦線を見据えて賞金加算を期する今年初戦へ、美浦Wコースで派手に動き好仕上がりを印象づけた。

 変則日程のため、大半が木曜朝に追い切った京成杯組。次々に将来有望な若駒たちがWコースを駆け抜ける中、格の違いを見せつける馬がいた。新潟2歳S2着馬アライバル。単走馬なりでありながらド迫力。首はしなやかに、四肢の回転は力強く――。僚馬2頭を前に置いて折り合い重視で6F83秒8(5F66秒7)~1F11秒7。普段から冷静なジャッジが光る栗田師が「今日の動きは本当に良かった」と思わず興奮する仕上がりだ。

 ただの始動戦ではない。クラシック出走に向けて賞金加算が最重要課題。体質の弱さゆえ使い込めないタイプ。まだ1月とはいえ、負けられない戦いだ。指揮官は「この馬にとって大事な一戦になる。叩き台というより、負荷をしっかり掛けて調整してきた」。前走時(482キロ)から10キロ前後の馬体重増は成長分。「メンタルも高ぶるところが抜けた。気持ちが空回りする面があって1600メートルを使ってきたが、本質的には2000メートルが合うと思う」と強気な言葉が並ぶ。

 昨年6月に東京で圧巻デビュー。1番人気に推された新潟2歳Sは完璧なレース運びを見せたセリフォスに競り負けたが、その相手は暮れのG1で2着。ハイレベルな叩き合いだった。名手ルメールをして「(同じハービンジャー産駒の)ディアドラみたい」と海を渡り、欧州G1を制した女傑を想起する逸材。均整が取れた馬体は、他の有望株と並んでも格が違う。

 「到達」。競馬界の頂点に達するように願いを込めて命名されたアライバル。母クルミナル(15年桜花賞2着、オークス3着)、半姉ククナ(21年桜花賞6着、オークス7着)が届かなかった3歳クラシックの頂を見据える同馬にとって、G3は通過点にすぎない。

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