【フェブラリーS】“砂仕様”ダイワキャグニー確かな手応え 菊沢師「ダートにだいぶ慣れてきた」

2022年2月17日 05:30

ダートコースで追い切るダイワキャグニー(撮影・郡司 修)

 【G1ドキュメント・美浦=16日】手綱から伝わってくるのは砂適性の確かな感触。ダイワキャグニーの追い切りを終えた菊沢師が納得顔でダートコースから引き揚げてくる。「ダートにもだいぶ慣れてきた。反応も思いのほか良かった」と口火を切ると、確信めいた口調でこう続けた。「芝のレースに使っていた若い頃からダート調教でいい動きを見せていた馬。やっぱりダートは走ると…」。父キングカメハメハ譲りの筋肉マッチョが砂の上で躍動する。歴戦のダート馬にも負けない強固な膝を畳みながら、地面をたぐるように突進していく。芝8勝の実績を残していても砂仕様の走法。スタンドから双眼鏡を向けていた梅崎も思わず身を乗り出した。

 初ダートとなった昨年の武蔵野Sは8着。本命に推した梅崎の馬券は紙くずになったが、菊沢師は砂適性を改めて感じた。「速い流れをついていって見せ場十分の競馬。あの走りを見てフェブラリーSを目標にした」と同師。初コンビを組む三浦も同じ見立てを口にする。「武蔵野Sは前崩れの展開。先行勢の中では一番頑張っていた。騎乗していた内田さんから“ダートも悪くない”と聞いたし、1週前追い切りでは(自らの手綱で)ダート適性を感じました」

 丈夫で長持ちするセン馬。8歳とはいえ一昨年夏に去勢した効果で衰えは見られない。前走・京都金杯も11番人気で2着粘走。「厩舎では最年長だが、どの馬よりも若々しくて元気いっぱい。芝の一線級としのぎを削ってきたから気持ちで負けることもない」と菊沢師は手応えを隠さなかった。

特集

2022年2月17日のニュース