【フィリーズR】サウンドクレア母子制覇あるぞ！安達師「能力はあります」
2022年3月9日 05:30
【東西ドキュメント・栗東＝8日】氷点下2度！！に目を疑ったが太陽が昇ると気温が上昇。日差しの暖かさは明らかに3月のもの。予想絶不調のオサムは“春は近い”と言い聞かせて取材を開始した。先週のチューリップ賞は2着に超伏兵のピンハイ。フィリーズRにも高配の使者がいるはずだ。サウンドクレアの激走がないか？安達厩舎を訪ねると指揮官は案の定思案顔だった。
「能力はあります。ただ口向きがねえ。口向きが治らないことには」。口向きとはハミ受けの状態。騎手はハミを通じて馬に意思を伝える。口向きが悪いと意思の疎通ができない。確かに前走のつばき賞（6着）は“わが道を行く”状態。あれでは失速もやむなし。
「ハミをリングに替えたり、トライアビットに替えたり、いろいろ試しているんですけどね」と安達師。結論は距離短縮に落ち着いた。7Fの速い流れなら折り合えないか。思えば母サウンドバリアーもエルフィンSで9着に敗れながら距離短縮のフィリーズRで激変V。変わり身には血統の後押しもあるのだ。
