【新潟新馬戦】モリーダーリン 名牝の予感!逸材に国枝師うずうず「大きい舞台を目指して」

2022年7月26日 05:30

国枝厩舎の新馬・モリーダーリン(撮影・西川祐介)

 土曜芝1600メートルにスタンバイするモリーダーリン(牝)は名門・国枝厩舎の2歳世代で出世頭を意識できる好素材だ。

 最大級の隠し玉か。精鋭がそろう名門・国枝厩舎の2歳世代で出世頭になり得る牝馬が、障害王ゴーカイなどを生産したタイヘイ牧場が所有するモリーダーリンだ。兄姉にトライン(4勝)、ビューティフルデイ(同)と2頭のオープン馬がいる堅実な血統。国枝師は「姉(ビューティフルデイ)は短距離向きだけど、父がハーツクライに替わって気持ちに余裕がある。走りが軽くてスイスイスイって感じ。反応が良くてバネがあるよ」と賛辞を惜しまない。

 20日のWコースでの1週前追いは年長のルージュアルル(3歳1勝クラス)相手に併入。5F68秒1~1F11秒4と瞬発力は相当のものを持っている。「育成時代から評判が良かったし、入厩してからもずっといい。もちろん大きい舞台を目指していきたい」と名伯楽が夢を膨らませる逸材。昨年は僚馬サークルオブライフが2歳女王へ駆け上がった。初陣はその先輩と同じ越後の地。新潟土曜5R(芝1600メートル)の予定だ。

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