【新馬戦総括】ヤクシマ 自在性&2歳馬離れの脚力

2022年7月26日 05:00

新馬Vリスト

 8頭立ての小倉土曜5Rは1番人気ヤクシマが、道中5番手から楽々と抜け出した。上がり3F33秒7はメンバー最速。自在性に加え、2歳馬離れした脚力を兼ね備えている。既に完成度は高い。次走は小倉2歳S(9月4日、小倉)を予定。

 福島土曜6Rは道中7番手のデイドリームビーチが馬群の外から豪快に差し切った。半姉ビリーバー(父モンテロッソ)は20年アイビスSD3着馬で、芝6Fで全4勝。スプリント路線で活躍が期待できる。

 牝馬限定戦の福島日曜6Rは唯一の関西馬アウクソーが後続に5馬身差をつける圧勝劇。道中3番手から早め先頭に立ち、そのまま押し切った。スタートセンスが良く、操縦性も問題なし。距離の融通が利きそう。

 札幌日曜5Rは人気馬を抑え、5番人気ドゥアイズが初陣V。ゴール前は内ラチ沿いからひと伸び。勝負根性が際立った。

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